「伝え方が9割」を読んだ感想
「伝え方が9割」という本を読みました。
その感想です。
題名を読んで、伝えるのは9割くらいの内容で良いという内容だと思っていましたが違いました。
著者さんの努力の結晶
この本はとても分かりやすく、人に伝えるにはどういうふうに言ったらよいのかが書かれています。著者の佐々木圭一さんは小さいころからコミュニケーションが苦手な子供で、そのまま就職をされています。配属先がコピーライターだったため、それが転機となり、ストレスで10キロ太ったりしながらも、努力をし続けた結果、コピーライターとして数々の賞を受賞されているんです。本当にすごい方ですね!
伝え方の技術
伝え方には技術があり、それを習得するとうまく伝えられるようになるらしいです。習得するとNOをYESに変える力があるといいます。
言葉を頭の中で作ってから話をする事が書かれています。具体的には、自分の頭の中をそのまま言葉にしない、相手の頭の中を想像する、相手のメリットと一致するお願いを作ることがNOをYESに変える技術として書かれています。
相手のメリットとは
相手の好きなこと
相手の嫌いな事を回避できること
相手が選択をできるようなこと
相手が認められたいと思うこと
あなた限定ですよ!
チームワーク(面倒なことも人と一緒だと動く。自分もあなたと同じ)
感謝
これらを話の切り口として使うとYESになる確率がたかくなるそうです。
なるほどー。とかなり勉強になりましたが、私はかなり、思ったことをそのままストレートに話す人種なのでトレーニングが必要だなぁと感じました。
頭で考えながら話をすると会話がぎこちなくなっちゃう~~!
ふせんマジック
私はこの本の中で、地味に好きな内容がふせんマジックです。
これは、ふせんの持つ力を十分に発揮させようという事が書いてあって、ただ貼るだけではなく、折って立たせたり、時にはやぶってユニークな形を作ってみたり、折って見えないように隠したりすることが書いてありました。
たかがふせん。されどふせん。って感じで日常でも簡単に楽しく使えそうです!
おもしろいキャラクターのふせんを使うのも楽しいよ!
強いコトバを作る技術
強いコトバとは、感動をつくるコトバのことで、それを誰でも作れるレシピがあるそうなのです。
サプライズ法:相手の心を動かしたいときに使う
(!をつけたり、言葉に実は、ほら、などのサプライズワードを入れて話す)
ギャップ法:伝えたい事とは反対の言葉を使って相手に伝える
(事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!~踊る大捜査線~)
赤裸裸法:コトバに自分の身体の反応を入れる(息を切らしてさ 駆け抜けた道を~ミスターチルドレン~)
リピート法:コトバを繰り返す
クライマックス法:クライマックスワードを最初に使って話す。
(ここだけの話ですが、一言だけつけくわえますと、など。)
おわりに
とっても勉強になりました。なにげない会話も目の前にいる相手の事をきちんと思って話をしていこうと思いました。まずは頭の中で考えたそのままを言葉にしないというのをやってみます!