『かみさまは小学5年生』を読んだ感想
この記事では「かみさまは小学5年生」という本を紹介します。
著者はすみれちゃん。小学5年生の時にこの本を書いています。
絵本作家の のぶみさんがイラストを描いています。
追記:2019年現在、31万部突破したそうです!
「空の上の記憶を持ったまま育った女の子」
この本で、「空の上の記憶」とは自分が生まれる前の記憶と思ってください。生まれる前に何をやっていたか、どんなところに住んでいたのか、、普通の人は分からないですよね。でも、すみれちゃんは違うんです。自分の生まれる前の事も知っているし、妊娠している人のお腹にいる赤ちゃんの声を聴くこともできるんです!
毎年初詣に行ったり、七五三をやったり、厄払いをしたりして、生活のなかで神社に行くことがあるとおもいます。神様になじみ深い感覚はあると思うので、みなさんもへ~~そうなんだぁ、と素直に読むと面白いですよ。
素直が大事だね!
「かみさまとのやくそく」に映画出演もしている
本の中で触れられていましたが、すみれちゃんはなんと、映画に出演していたらしいです。「かみさまとのやくそく」という映画で、胎内記憶をテーマにした、ドキュメンタリー映画です。
胎内記憶とは、生まれてくる前の記憶のことで覚えていたら、赤ちゃんがお話してくれるんです。それについてのこんなサイトもありました。
今も「かみさまとのやくそく」の映画をたま~に上映したりしているところもあるっぽいので、気になる方はすみれちゃんのブログをチェックしてみてくださいね。
講演会にたくさん出席していて、小学生とは思えない働きっぷりだね!
普通では信じられない事が満載
「空の上の世界」は、宇宙と地球の間にあって、食べたいものがあるときは食べたいものを想像するだけでポンっと出てくるらしいです。そんな映画のような、夢のような世界があるなんて。異次元ではありえることなのかもしれないですねぇ。
かみさまはお酒が好きでいつもダイエットをしているとか、天使さんや妖精の話もおもしろく書いてありました。
なかでも、絵本作家ののぶみさんが質問をしてすみれちゃんがお答えする、神トーク!がとても面白かったです。すみれちゃんが生まれる瞬間のときの話には驚きました。生まれてもいないのに、看護師さんとお母さんのやりとりを理解していたなんてびっくりです!
生まれてすぐに「こんにちは」って言おうとしたんだって!
すみれちゃんが伝えたい事
私が思ったのは、すみれちゃんは神様たちは生きている人を応援しているよ、ということを伝えたいのかなぁ、と思いました。人間には良いことも良くないことも必要で、それらを経験するために生まれてくるそうなんですが、普通のわたしは良いことだけ起こればそれで良いと思ってしまいます。
それぞれのいろんな境遇の人がその時に、この本を読んだら必要な内容に目が行って、心が動いて、納得したり感動したりできる本だと思います。だから、胎内記憶のことも書いてあるけど、子供がいない人も他の文章のところで勇気をもらえたりできるはずです。小学生も読めると思います!
かみさまからのお手紙で、「これから生まれてくる子たちは、かみさまの国のことをおぼえている子が増える」と書いてあったのが気になります!どんな意図でかみさまはそういう子供たちを増やそうとしているのでしょうか。私には見当もつきません!
「空の上の記憶」を持った子が増えるぞ~!
おわりに
素晴らしい本だと思います。私は母におすすめしました!誰かに薦めたくなる本です。すみれちゃんの手書きのお手紙やイラストが載っていて、小学生が書いたと分かるけれど、内容的にはすごく深くてやさしい言葉で書いてあります。胎内記憶をもつ女の子で元神様。興味がわいた方はぜひ読んでみてください!