【本】「今日の人生」を読んだ感想【益田ミリさん著】
この記事では益田ミリ著「今日の人生」を読んだ感想を紹介します。
「今日の人生」というタイトルのマンガがたくさん描かれている本
「今日の人生」というタイトルで描かれているほのぼのとしたタッチのマンガを読んでいると、1日1日が「今日の人生」でできていることに気づいたけれど一日一日を人生っていうなんとなくかたい気がしました。
でも、読んでいくうちに、こういう「何でもない一日」の積み重ねが人生なんだよなぁ、と改めて気づくことができました。
「よくある今日の人生」がうらやましい!
きっと、ミリさんの中で「よくある」人生なんだと思いますが、よくあるの~?!いいなぁーって感じなのでご紹介します。
まず朝から焼きたてのパンを食べて、お出かけで美術館に行って、そこのカフェに入るけどシュークリームの中のクリームがアイスだと知って気分じゃないからと退店して、ピアノのレッスンに行って、ギャラリーで展覧会を見て、お散歩をしてリュックサックのお店を見つけて、、(そのあと違うデパートでコートを買って、レストランでカツどんを食べていた!)と1日でこんなに動けて買い物もして!とっても素敵な人生!って思ってしまいました。
人によって「よくある事」って違うもんだなぁ。としみじみ感じました。
こんなことが「よくある」のはうらやましい~~!
「昨夜の夢」というタイトルのマンガ
全部が「今日の人生」という題名ではなく、ほんのすこしだけ「昨夜の夢」というマンガも描かれていました。
夢で見たことが描いてあるんですが、中学時代の友人が、おもむろにカマキリを食べる夢とか、え?怖すぎ!ホラー!!
夢って本当に人それぞれ違うんだなぁと思いました。私が全く見たことのない夢の内容ばかりでした。
隣の席の人の話
私は隣の席で話をしている内容が聞こえてくる系のマンガが好きでした。あーあるよねぇ、って感じでぷぷぷって笑っちゃうやつ。
ファミレスで子供がパパに話しているほのぼのしたやつや、エスカレーターに乗っている夫が妻の白髪を抜いているんだけど、黒い毛も抜いていて怒られているやつとか、ニヤニヤしながら読んじゃいました!
聞くつもりはなくても隣の話とか、電車で話しているのとか、聞こえてきちゃうことってあるよね~
おわりに
本自体がカラフルでとってもかわいいから手に取ったというのもあります。中身の紙にもピンクとか色がついていてかわいいです!
マンガのイラストがとてもほのぼのとしていて私は好きです。
ぜひ読んでみてください!